重力にまけない体作り
私達が地面に立っていられるのは、重力の力が働いているからです。
私のクラスでは「重力に逆らうように」とお声がけをしていますが、重力に身をゆだねて日常生活を送っていると、だんだんと背骨は縮み、身長も縮んでしまいます。
お年寄りの背がだんだんと低くなるのは、背骨を支えている筋力が弱くなり、椎体一つ一つの間にある隙間がグシャッっと潰れてしまうからです。
「重力に逆らうような」感覚で背骨をシュッと伸ばし、頭がぐんぐんと空へ伸びていく感覚を持って歩いてみてください。
そうすることによって、椎体の間にスペースができ、自然とインナーマッスルのトレーニングが可能になります。
