私が10歳の頃出た骨の異常
- Aya Taicher
- 2019年8月13日
- 読了時間: 2分
3歳からバレエを始め、プロのバレリーナになることが小さいころからの夢でした。
バレエのレッスンが楽しくてしょうがない幼少期を送っていた矢先、突然くるぶしに強烈な痛みが走り、歩くのにも支障が出ていた時期がありました。
心配した母と整形外科に行ったところ「外脛骨障害(がいけいこつしょうがい)」と診断されました。
外脛骨障害とは足のくるぶしあたりに普通は無い余分な骨があり、くるぶしが少し出っ張り、痛みがでる症状を言います。
念願のトゥシューズをはかせてもらった矢先の出来事で、まさに青天の霹靂!
お医者様からは「手術で骨を取るしかない。」と言われ、その日のうちに病室の準備まで進んでしまいました。
「成長期の子供にメスを入れるなんて!」とびっくり仰天の母は、他のスポーツ専門の整形外科を探し、そこで再度受診しました。
するとその先生が「手術をしない治療法をしましょう」とテーピングや、つちふまずのアーチを鍛えるトレーニングを教えてくださいました。
普段の生活やバレエを踊るときはテーピングを欠かさず巻き、バレエのレッスンでは足の裏を鍛えることに集中しました。
そうすると徐々に痛みはなくなり、以前のように踊れるようになりました。
それから8年後ドイツへ留学、その後、ヨーロッパのバレエ団でプロとして踊る夢が叶いました。
手術以外の方法を探してくれた母、先生には感謝しきれません。
大人になってピラティスと出会い、さらに小さい筋肉を鍛えることの大切さを実感しました。
大がかりな筋トレではなく、自分の体重を負荷として利用しながら体幹を鍛えるピラティス。
ピラティスの良さを皆さまにお伝えするお手伝いができると幸いです。
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